参加者の声

プログラムに参加して就職活動をされた先輩たちや、
プログラムで実施したいろいろな研修に参加した先輩の感想などをお伝えします。
Roger Bertran Rabatさん
工学系研究科 通信会社内定

ソフトウェアエンジニアリングに関係する仕事は将来的に様々な可能性を持っています。事業の将来性とグローバル性、外国人にとっての働きやすさの3点から企業を選択しました。

就職活動では多くの困難がありました。私はヨーロッパ人ですから弱点は漢字です。話すことはできるので面接を受ける時に自信はありましたが、そこまで進むために情報を集めたり、多くのフォームに入力したり、日本語でテストを受けることが必要でした。そのために、漢字の能力が必要となります。私は就職促進プログラムの日本組織事情コースでビジネス日本語とエントリーシート、面接の練習を行い、さらに友人と練習もしました。一人だけでは大変でしたが、プログラムの先生や友人からESを添削してもらったり、面接などのサポートを受けたりすることで、日本での就職活動を乗り越えました。

外国人留学生にとって就職活動は大変です。私の経験から2つアドバイスがあります。先輩留学生の経験を聞くこと、大学のビジネス講座(日本組織事情コースや短期集中コース)に参加すること、この2点はとても大切です。コースには全部出席して、たくさん練習する方がいいです。私たちにとってエントリーシートを書くことはとても大変です。なぜならば私たちは日本人ではないからです。日本人ならどう思うか?このような視点を持つこと、そのために日本人の先生や友人の力を借りてください。そうすることで、自分らしさを伝えられると思います。

Qin Zixuanさん
工学系研究科 自動車会社 内定

幼い頃からものづくりが好きで、エネルギーと環境問題にも興味を持っていました。高い技術力を持つ自動車会社を第一志望にして就職活動を進めました。OBOG訪問や合同会社説明会、大学のキャリアサポートプログラムに参加し、最終的には推薦で今の会社の内定を獲得できました。

内定企業に決めた理由は、「自主性を持って仕事ができる」と思ったからです。コロナ禍でウェブ面接が中心となり、就職活動している実感をあまりもてない中でしたが、自分の専門分野であり、好きなものづくりを通して社会に貢献できる会社を選びました。

就職活動で役立ったことはインターンやOBOG訪問など、直接社会人と会って話をすることでした。後輩の皆さんには、まずは「第一歩を踏み出す」ことを大事にしてほしいです。就職促進プログラムでもOBOG講話会があるので、社会の先輩からぜひ話を聞いてみてください。日本語がまた未熟 でも、自信をもって先輩に聞いてみると、いろいろなヒントを得られます。推薦応募でも 自由応募でも、同じです。最初の扉を開けるのは皆さんです。

Xu Zhuiさん
工学系研究科 コンサルティング会社 内定

自分の適性からこの会社を選びました。専攻で学んだことを生かしながら社会に貢献できるからです。就活で苦労したことは、日本語です。日本語があまり上手ではない中で、自分が思うことをなかなか伝えられませんでした。

私はインターンシップを通じて、業界理解を深めました。自分が好きな業界を探し、全体的な状況をつかむことで、自分の今や将来の目標とあう業界や会社を見つけていきました。
自分があった会社が見つかれば就職は順調に進むと思います。
これまでのサポート、ありがとうございました。

Zhou Chufanさん
工学系研究科 金融(証券)会社 内定

就職活動では金融業種に絞って5社エントリーしました。苦労した点は、自己分析(自分が何をやりたいのか?考えること)と、日本語で自分の意思を相手に伝えることでした。

後輩の皆さんには、次の4点をアドバイスをしたいと思います。
まず、最初が大事です。何をやりたいのか、時間をかけて考えてください。2つ目、積極的に他の人と交流してください。社員やOBOGはもちろん、同期や先生と話をすることで、自分の選択肢が整理されてきます。そしてインターンシップの機会を積極的に利用してください。最後は、東大生は皆優秀です。ですので、自信を持って、焦らず自分のペースを大事にしてください。